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カマタ式ガブリエルフについて 構築編

この記事ではカマタ式ガブリエルフの構築の話をします。

 

「訊かれてもないのに何いきなり語りだしてるの?」

「そもそもお前は何者だよ」

って方は先に『カマタ式ガブリエルフについて 導入編』を読んでください。

上記記事を読んで尚続きが読みたくなった物好き、

ないしカマタさんの狂信者だけ真面目に読めばいいと思います。

「大したこと書いてないな」って思った方は

煽りコメントを残していってください。

 

 

 

 

ではまた目次から書きます。

必要な場所以外は斜め読みしましょう。

 

 

1.レシピ

2.そもそもなぜエルフを選んだのか

3.ではなぜカマタ式ガブリエルフ(≒テンポ)なのか

4.なぜこんなにカードの種類が少ないのか?

5.××が入ってない!

6.まとめ

 

 

 

1.レシピ

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画像以上のことは何も語れません。

これがガブリエルフの構築の全てです。

 

……で終わってしまうとあまりにも味気ないので、

以下5項目も使って蛇足補足をします。

 

が、その前に一言だけ言わせてください。

 

デッキをコピーする時は出来るだけ完全コピーから始めてください。

まず素材オリジナルの味を味わってから、どんなドレッシングかけるか決めてください。

素材の味も味あわないまま、的外れなドレッシングをかけて、

出来上がったサラダに「まずいよ!」と言われても、

小作人のカマタさんは悲しむことしかできません。

素材そのまま!まるごとガブリと味わってみてから、

自分のオリジナリティというドレッシングをかけて楽しんでみてください。

カマタさんとの約束です。

 

駄文失礼しました。

以下、補足です。

 

 

2.そもそもなぜエルフを選んだのか

シャドウバースというゲームにおいて最強のリーダーがエルフだからです。

 

理由は大きく分けて以下の3つです。

 

 

【理由1】「フェアリーを生み出す」というシステムの強さ

このゲームはとにかく初手の枚数が少ないです。

プロの構築をコピーしたデッキを使って、プロが推薦したマリガンを行使しても尚、

何もプレイできず終了するターンや、

3PPあるのに2コストのカードをプレイして終了するターンが発生します。

 

その点エルフはサークルウィスパラーをぽいぽい投げておけば、

取り敢えず毎ターンフェアリーをばら撒くという動きが保証されます。

(複数除去や守護の薄いデッキにはそれだけで脅威となります)

 

盤面処理を狙う際も、

相手フォロワーの体力の数だけフェアリーを突撃させればよく、

トレードによるロスが少なく済みます。 

 

"デッキ全体の安定感"という点においてエルフは他のリーダーと一線を画しています。

 

 

【理由2】ゲーム仕様に恵まれた

手札上限が9枚に変更されました。

サークルウィスパラー(エンシェント)でガンガン手札にフェアリー溜め込むことができます。

全体除去で1/1を5体持って行かれた次のターンにもう一度1/1を5体並べたりできます。

1/1をガンガン並べて、ガンガン殴って、ガンガン使い捨てましょう。

 

(【理由1】を悪用して手札にフェアリー溜め込んでから打つ

 新たなる運命は最強ですが、冥府エルフのムーブであるため今回は無視します)

 

 

【理由3】パワーカードの多さ

まずエンシェントエルフがとにかく最強です。

序盤に1/1を撒いてエンシェントエルフで回収。

これだけで盤面の総攻撃力と総体力は損せず、

返ってきたフォロワーの分だけ手札を増やすことができます。

更にそこにメイやウィスパラーが巻き込まれていた場合は、

ファンファーレをもう一度使用できます。

しかもこんなパワーカードのレジェンドが3コストに存在するのはエルフだけ。

必然、序~中盤はエルフがエンシェントを狙い、

他リーダーはその阻止を狙うゲームとなります。

後半はティアやリノセウスを手札に返すのにも活用します。

もうほかのリーダーが可哀想になってくるくらい強いです。

 

みんな大好きリノセウス兄貴も最強です。

「リノセウス算」という言葉は皆さんご存知ですね。

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【理由1】と【理由2】で溜め込んだ手札を有効活用して終盤驚異的な攻撃力を発揮します。

超越は死にます。

 

ティアも他のカードと比べるのがアホらしくなるカードパワーが詰まっています。

ネットではカローンと比べてティアをオーバースペックと評価する流れが稀に見られます。

私は常々、トレントくんが不憫でならないと思っています。

 

シンシアはテンポエルフの核となる効果を有します。

効果の割にスタッツも高く、進化時効果も自身の基本効果と噛み合っています。

テンポエルフというデッキタイプはこの女が作りました。

 

リザも「何でそんな効果実装したの?」と訊きたくなる性能です。

エボルヴ実装時の運営は、よほど冥府以外のエルフを使ってほしかったと見えます。

 

エルフプリンセスメイジは、

生み出した0コストフェアリーをそのまま召喚するだけでは

フローラルフェンサーの下位互換となってしまいますが、

前述のリノセウスやティアと組み合わせると異次元の爆発力を発揮します。

「後攻メイジティア」という文字列は、

エルフ以外のリーダーを愛用するプレイヤーの血圧を問答無用で上げるパワーを秘めています。

 

パワーカード同士のシナジーも完璧です。

言うことありません。

 

(【理由1】【理由2】を悪用した

 森の意思、フェアリービーストも最強カードですが冥府エルフの 以下略)

 

 

運営が「ぼくがかんがえたさいきょうのりーだー」を実装してくれたことに感謝。

毎日5回決まった時刻に、Cygames本社のある方角へ向けて3回礼拝をしながら、

エルフを使わせてもらいましょう。

 

 

3.ではなぜカマタ式ガブリエルフ(≒テンポエルフ)なのか

カマタさんの好みです。

 

カマタさんの好みとは即ち、

「どんなデッキと対面しても勝ち越す」ことです。

 

簡単に書くと改行3回で示せます。

冥府は総合的には最強デッキですが、超越セラフを見るとマウス握りつぶしたくなるのでダメ。

アグロは勝てるデッキにはかなりの勝率貰えますが、それ以外の勝率が凹んだり絶望的になるためダメ。

テンポは派手に勝ち越せるデッキは存在しませんが、負け越すデッキもない優等生デッキな為合格。

 

難しく書くと滅茶苦茶長くなります。

暇な人だけカマタさんの稚拙な持論をお楽しみください。

忙しい人は次の『4.なぜこんなにカードの種類が少ないのか?』までスクロールしてください。

 

 

まず環境に存在し得るエルフを3つに大別します。

 

:速度:

↑速い

アグロエルフ

テンポエルフ

冥府エルフ

↓遅い

 

 

:参考レシピ:

【アグロエルフ】

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【テンポエルフ】

(他との比較のためガブリエル2を風神2に差し替えています)

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【冥府エルフ】

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:転載元:

アグロエルフ

冥府エルフ 

 

 

テンポエルフと比べた時の、アグロと冥府それぞれの特徴を見ていきます。

 

【アグロエルフ】

・森荒らしやサークル、ウィスパラーが削られている

→○下記2種のカードを投入する枠を作れている。

 ×中盤以降、少ない手札からコンボ(ティア/リノセウス)が狙いにくい。

 

・ゴブリン投入

→○序盤に大きいエンシェントが立てやすい。中盤の風神にも繋ぎやすい。

 ×手札消費が激しい。

 

・風神3枚

→○先5風神で遅いデッキを押し切りやすい。

 ×一度盤面を返されると弱く、後半の爆発力は乏しい。

 

序盤から手札をぽいぽい投げて手札切れる頃には相手の体力を削りきるデッキです。

序盤からガンガン攻める為、遅いデッキは押し切りやすいと考えます。

反対に盤面処理されながら後半戦を迎えると弱い為、

中くらいの速度のデッキが苦手だと考えています。

 

苦手なデッキが存在するデッキを回すことはストレスにつながります。

ストレスはゲームに望むマインドはおろか、リアル生活まで蝕みます。

毎日握るデッキはできるだけストレスが少ない方が良いので、アグロは不合格です。

 

 

【冥府エルフ】

・殴る系カード全抜き

→○下記4種のカードを投入する枠を作れている。

 ×冥府以外で体力を削る有力な方法がリノ算のみになります。超越に勝てません。

 

・新たなる運命

→○最強ドローソース兼墓地肥やし。

 ×運命の引き方次第でゲームの流れが決まる。

 

・森の意思/フェアリービースト

→○手札抱えてこの2枚打ってるだけでアグロ~ミッドに勝てる。

 ×相手の体力には干渉できません。セラフに勝てません。

 

・冥府

→○最強クラスのフィニッシャー。墓地30とこれ1枚で投了のデッキが多く存在します。

 ×初心者は山掘って冥府貼った後にエクスキューション変成オーディンされてライブラリアウトします。(カマタさんのことです)

 

手札を減らさないまま相手の動きに対応しつつ、

手札にフェアリー溜まってきたら運命打って、

手札リフレッシュしてまた相手の動きに対応して……

ってやってたら8PPくらいで運命運命冥府して勝つデッキです。

正直、ほぼ全てのデッキに有利ですが明確に苦手なデッキが存在すると考えています

 

超越は常に一定数見かけるため、イザベルの顔を見るだけで心拍数が上がります。

これは過剰なストレスです。

いくら超越(とセラフ)以外のデッキに勝ち越せるからって、

ランクマやったら10回に2回はイザベルの顔を見る環境で冥府を握ってしまうと、

過剰なストレスで心まで冥府に落ちてしまう恐れがあるため、

毎日握るデッキとしては不合格です。

 

 

では最後本命。

上記を踏まえてテンポの特徴を見てみます。

・殴るカードは豊富なので超越やセラフも押し切る可能性が十分にある。

・盤面並べる中速デッキなので、盤面処理でアグロに押し勝てる可能性が十分にある。

・最強リーダーのミッドレンジデッキなので、他リーダーのミッドレンジデッキに有利。

上2つはあくまで「可能性が十分にある」という域です。

具体的に言うと、全体勝率64%ってところですね。

一番下の理由のお陰で全てのリーダーに勝ち越せます。

具体的に言うと、全リーダーへの勝率が50超えてるところですね。

 

 

これらを踏まえて、「どんなデッキと対面しても勝ち越す」為、

カマタ式ガブリエルフ(≒テンポエルフ)を握っています。

要するに優柔不断な半端者ということです。

 

あと美少女一杯なのも嬉しいですよね。

ゴブリンは俺の女どもに手ぇ出しそうだし、森の意思と冥府はおっさんだし、フェアリービーストはなんか見た目キモいし。

やっぱ美少女だらけのテンポエルフってネ申だは(笑)

 

なぜテンポエルフの風神をガブリエルに差し替えて

ガブリエルフなるデッキタイプに寄せているのかについては、

そこそこ長くなるので次の記事で解説します。

 

 

4.なぜこんなにカードの種類が少ないのか?

理由は2つあります。

 

第一に、強いカードを沢山積みたいからです。

強いカードは3枚積み。12種類×3枚で36枠。

状況を選ぶ為腐りやすいが、やはり強いカードは2枚積み。2種類×2枚で4枠。

計14種で40枠。

この恩恵として、強いカードしか入ってないから、必然的に強い構築になります。

これを私は賢者構築と呼んでいます。流行らせてください。

 

第二に、カードの種類を絞ることは、試合の流れの予想に有益だからです。

ピン挿しや2枚積みのカードが多いレシピを握り、

毎ターンのドローの予想が複雑になってしまうと、

「次のトップで何を捲れば有利になるか?」

という要素を考えながらゲームを進めることとなってしまいます。

私はなるべくこの要素を減らして、毎ターン以下の3つを考えることに専念しています。

「次のターン相手は何をしてくるだろうか」

「それを踏まえてこのターンどの手札をプレイするか」

「更にそれを踏まえてこのターンどのフォロワーでどこを殴るか」

これによる恩恵は2つあります。

 

【恩恵1】

ターン毎の思考時間減。

→終盤でのリノセウス算でリーサル見逃しや時間切れを予防。

→超越や冥府等の長考が基本のデッキに、「こちらのターンで思考する」というボーナス思考時間を与えない。

 

【恩恵2】

脳のスタミナ切れ防止。

→毎ターン難しいことを考えていてはすぐに頭がパンクして、連戦する度にプレイの質が下がり、結果勝率が下がる(or一日にこなせるランクマッチの数が減る)結果に繋がります。この要素を排除することで、プレイヤー側の継戦能力の底上げが出来ます。

(『3.』で冥府を選ばなかった理由も脳のスタミナを危惧した部分が少なからずあります)

 

 

 

5.××が入ってない!

××にはお好きなカード名を当てはめてください。

有力候補だが不採用に終わったカード達については、

次回『カマタ式うんたらかんたら カード紹介編』にて個別に解説します。

なぜここで解説しないかと言うと、

「採用カード達が採用されている理由を説明してからでないと、

 不採用カード達が採用されていない理由を説明しにくいから」

です。

遠回りにはなりますが、順番に解説させてください。

ツッコミが多そうなカードだけ先回りして挙げておきますと、

翅の輝き、風神、ブレスフェアリーダンサーについては語っています。

 

 

6.まとめ

以上がカマタさんがテンポエルフを握る理由と、その土台となる考え方です。

次回はこの記事の内容は粗方把握してもらえたものとして記述します。

各カードの長所短所、活躍する場面腐る場面、

なぜ風神の代わりにガブリエルが採用されているのか、等……

どんどん突っ込んだ話になっていきます。

次の記事で理解できない・納得できない点があったら、

もう一度この記事を読み返し、それを前提として理解できるよう考え直してみてください。

(→カマタさんの思考をトレースしてもらうのが目的の記事です。

  反論を受け付けて記事内容を修正するのは趣旨が違います。)

 

 

以下の記事に続きます。

よろしければ続けてご覧ください。

 

kamatakamata.hatenablog.jp